2024-01-23
空き家を放置していると、老朽化による倒壊のリスクが懸念されたり、税金を支払いなど多くのリスクやデメリットが生じてしまいます。
空き家がなかなか売却できない場合や、手っ取り早く手放したい場合は、不動産会社による「買取」がおすすめです。
そこで、空き家買取のメリット・デメリット、買取の流れについて解説します。
越谷市を中心とした周辺エリアで空き家を所有しており売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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空き家買取はメリットが多いのが特徴ですが、実際はどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずは、空き家買取のメリットを解説します。
主なメリットは以下の3つです。
それぞれのメリットについてご説明します。
一般的な仲介による売却方法と比べると、短期間で売却できる点が買取のメリットです。
仲介であれば、最低でも3~6か月程度の期間を要します。
さらに劣化が激しい空き家や築年数が古い空き家であれば、さらに売却までに時間がかかる恐れもあるでしょう。
一方で買取であれば、1週間から1か月程度で完了させることも可能です。
売却活動による宣伝や内覧なども不要のため、査定額に納得していただければ、すぐに売却することができます。
このように早く短期間で売却できる点が、空き家買取の最大のメリットといえるでしょう。
空き家買取であれば、取り壊さなくても売却できる点がメリットの1つです。
通常、劣化が激しい空き家の場合は、取り壊しをしなければ売却できないことも珍しくありません。
取り壊しにかかる費用も売主が負担しなければならず、売却までに高額な費用と時間を要します。
買取であれば、取り壊しに係る費用も不要で、かつ手間なく売却することができます。
空き家を買取する不動産会社にもよりますが、家具付きのまま売却できることもあります。
通常は、家具をすべて処分し何もない状態で売却するのが一般的です。
しかし、相続などで空き家を所有することになった際などは、処分するのに費用がかかってしまいます。
買取であれば、家具をわざわざ処分したり片づけたりする必要はありません。
家具などの処分が大変といった場合は、家具を引き取ってもらえる不動産会社を探すと良いでしょう。
ただし、処分費用がかかるため、売却価格から差し引かれることがあります。
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空き家を売りたい!売却方法の選択肢や必要な費用について解説
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メリットが多い買取ですが、デメリットもいくつかあります。
ここでは、空き家買取のデメリットを解説します。
主なデメリットは以下の2つです。
それぞれのデメリットについてご説明します。
買取の最大のデメリットは、売却価格が安くなる点です。
買取の相場は、市場価格のおよそ5~8割程度になることがほとんどです。
たとえば、市場価格が2,000万円だった場合は、買取であれば1,000~1,600万円ほどになる可能性があります。
買取がこのように安くなってしまう理由は、買い取ったあとに不動産に付加価値を施して再度売却するためです。
そのため、買取を検討する際は、売却価格が安くなることを承知のうえ判断する必要があるでしょう。
できるだけ高値での売却をご希望の場合は、まずは仲介を検討し、売れなかった場合に買取を検討することをおすすめします。
空き家買取は、短期間で売却できるなど多くのメリットがありますが、なかには買取できない空き家もあるため注意が必要です。
たとえば、土地価格が明らかに低く、かつ解体も必要な空き家です。
前述したように空き家買取は、必ずしも取り壊しをする必要はありません。
しかし、その場合は土地価格が解体費用よりも高い場合です。
土地価格よりも解体費用が高い場合は、買い取っても利益を出すことができないため、買取が難しくなります。
とくに地方のように土地価格が安い場合は、売主負担での取り壊しが必要になるケースがあります。
買取は基本的にどのような物件でも買取可能です。
しかし、解体が必要となるようなケースで土地価格よりも費用が高くなる場合は買取できない可能性がある点に注意しましょう。
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空き家を放置すると税金面などのデメリットが多い?売却方法も解説
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では、実際に空き家買取を依頼したい場合、どのような流れでおこなわれるのか解説します。
空き家買取は、一般的に以下の流れで進みます。
それぞれ流れに沿って見ていきましょう。
空き家を買取する際は、まずは買取に対応している不動産会社に査定を依頼します。
査定依頼は、空き家の扱いを得意としており、買取の実績もある不動産会社を選ぶのがおすすめです。
不動産会社による査定では、周辺の相場や過去の事例、また実際に空き家を訪問して建物の状況や周辺環境などを調査して査定金額を算出します。
現地調査にかかる時間はおよそ30~60分で、査定金額が算出されるまでにかかる日数は3~7日程度です。
空き家からお住まいが遠い場合でも、売主の立ち会いなしで調査することも可能です。
その際は、まずは現地の不動産会社に相談してみることをおすすめします。
査定金額が算出されると、条件などをすり合わせていきます。
その際は、買取で必要になる書類や日程調整などのご説明をおこないます。
この時点で、不明点などがあれば質問をして解決しておくことが大切です。
条件や買取価格に納得していただければ、契約書を作成し不動産会社と売買契約を締結します。
売買契約時には、登記済権利証(登記識別情報)、測量図・境界確認書、固定資産税納税通知書、印鑑証明書、住民票、実印などが必要になります。
ほとんどの書類は、役所で取得することが可能です。
必要書類の手続きおよび売買契約が済めば、現金および口座振り込みにて決済をおこないます。
決済と同時に空き家を引き渡し、司法書士による所有権移転登記をおこない、物件の名義を売主から不動産会社に変更すれば買取は完了します。
買取か仲介かどちらが良いのかわからないといった方もいらっしゃるでしょう。
一般的に買取が向いている物件とは以下のようなケースです。
空き家になってから長期間経過していたり、劣化が激しい場合など、仲介での売却が難しいときは買取を検討すると良いでしょう。
また、空き家が遠方にあって管理ができない場合や、売却価格が多少安くなってでも早期に現金化したい場合にもおすすめです。
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空き家は売る?それとも貸す?それぞれのメリットとデメリットを解説
空き家買取は仲介と比べ「早く売却できる」「取り壊ししなくても良い」などメリットが多いのが特徴です。
しかしその反面、売却価格が相場よりも安くなったり、解体費用よりも土地価格が高い場合は買取できないなどのデメリットも存在します。
買取を依頼するべきか迷った場合は、まずは不動産会社に査定を依頼し、どのくらいの価値があるのか確認してみましょう。
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